これまで他の記事でクレカ現金化業者について触れてきましたが、いよいよサービスを利用するとなった時、クレジットカード現金化の換金率が気になる人もいらっしゃるかと思います。
この記事ではクレカ現金化の換金率の知識やコツ、注意点についてご紹介いたします。
クレカ現金化の還元率とは?
まず初めにことばの確認をさせていただきます。
クレジットカード現金化の換金率とは、ショッピング枠の状態から現金化にかかる手数料や必要経費などを引いて、どれくらいの現金が手元に戻ってくるのか、その割合のことです。
換金率が高ければ高いほど手元に戻ってくる現金の金額が増えますし、低ければ手元に戻ってくる金額が減ります。そのため、現金が還元される量を示す「還元率」と呼ぶ場合もあります。
換金率と還元率の違い
還元率、換金率と似たようなことばが出てきますが、ことばが違うので意味が違うはず。。。そう思う方もいらっしゃるかと思います。
クレジットカードのショッピング枠現金化のホームページには換金率と記載しているところもあれば、還元率と記載しているところもあります。内容的には同じ意味の言葉なのですが現金化する方法により使い分けられています。
換金率
本来は「換金する割合」という意味になります。つまり、商品をお金に換えるということですね。したがって金券ショップもそうですが商品買取の場合は換金率という表現が当てはまります。
換金率とは物を売って現金に換えた金額の比率です。商品をお金に変えるときにその物の価値にもとづいてお金に変えます。
現金化業者はこの仕組みを利用して、クレジットカードで購入した物を買い取って利用者に現金を渡すシステムです。したがって、換金率によって買い取り金額が変わることを覚えておきましょう。
クレジットカードの現金化を行うときには、換金率の計算式と入金額を把握しておくことが大事です。なぜならばいざ現金化した際に、自分の予想金額と現実の金額のギャップを感じなくて済むからです。
換金率の計算
クレジットカードで現金化を行うときに利用する業者には換金率が提示されています。
例:1万円の商品券が買取率95%の場合、1万円分の商品券を9,500円で買取ってもらえる計算になります。
上記の場合、換金率は95%になりますが、初回申込み・2回目・換金する商品によって換金率はそれぞれ異なる数値を提示する業者がいます。換金率が高い商品で取引が可能なのか、自分でそれが選択できるのか等々、現金化するときは換金率に注意するようにしましょう。
還元率
こちらは「還元する割合」という意味です。つまり、商品を売りお金をに換えるという意味ではありません。主にキャッシュバックによる現金化をする際に使用されることばですが、キャッシュバックによる現金の還元という捉え方で多く使用されています。
結論、換金率のケースと現金化をするまでのプロセスが異なりますが、手元に現金がいくら残るのか、という意味では同じです。
換金率の場合、「いくら現金が返ってくるのか」が分かることが重要であり、現金化をする度に逐一、換金率を確認することが大切ですよね。一方、還元率キャッシュバックされる際にいくら現金が還元されるのか、その還元率を確認することが重要になります。
本記事では換金率を中心に話を進めていきます。
クレカ現金化業者の換金率ランキング
今回は18の業者を比較し、クレジットカード現金化の換金率にのみ焦点を当ててみました。
ランキングの前提条件:
- すべて同じ条件でというのは厳しいため、換金率のみを比較対象としています。
- 2021年2月1日時点でのHPからの抜粋情報であり、皆様がご覧になる際には換金率の数値に変更がある可能性があります。
- 換金率の値については、今回は業者がHPで謳っている、換金率のMax値を抽出しています。最低の換金率もまとめてみようと試みましたが、換金率の最低額は通常は、業者のサイトに掲載していないことが多いです。なぜならば最低の換金率は業者にとてネガティブな情報と取られかねないからです。
- 換金する商品を統一することで換金率は精度を高め比較できるかもしれませんが、このランキングでは換金対象の商品の前提は置いていません。
- 手数料が引かれることで、業者により実質換金率の誤差が生じます。必ず現金化業者に問い合わせを行ってください。
- ほぼ全ての業者が、「弊社の換金率が他社より1%でも低い場合はご提示ください、お電話ください」とHPに記載しており、他社よりいい条件でご提示します!と謳っています。繰り返しますが、換金率が高くとも、実際には手数料が引かれますので、具体的に申し込み金額から手数料を引いた、お受け取り金額をお確かめの上、納得の上ご利用くださいませ。
順位 | 業者名 | 最大換金率 | 条件(申し込み金額など) |
1 | ゼロスタイル | 99.2% | 100万以上の利用 |
1 | あんしんクレジット | 99.2% | 最大換金率という表記のみ、利用金額の記載なし |
3 | ゴールドラッシュ | 98.8% | 利用金額の記載なし、要問合わせ |
3 | キャッシュライン | 98.8% | 100万円以上の利用 |
3 | 24キャッシュ | 98.8% | 101万以上の利用 |
3 | ハピネス | 98.8% | 100万以上の利用の女性 |
7 | 換金館 | 98.4% | 100万円以上200万円未満、200万円~無制限は要相談 |
8 | CGK | 98%以上 | 90万以上の利用 |
9 | ライフパートナー | 98% | 61-100万の利用 |
9 | 安心くん | 98% | 60万円〜100万円未満、100万円以上の利用は応相談 |
9 | ギフトクレジット | 98% | 金額記載なし |
9 | 換金クレジット | 98% | 101万円〜200万円、最低換金率88%保証 |
13 | インパクト | 97.8% | 81-100万の利用、それ以上は要相談 |
14 | セーフティーサポート | 95.5-97.5% | 101万円~200万円の利用 |
15 | スタークレジット | 95% | 51万〜100万、それ以上は要相談 |
16 | カードnetキャッシュ | 94% | 90万以上、その他最大換金率98%とあるが金額記載なし |
16 | 和光クレジット | 94% | 70-100万、100万以上はAsk |
18 | たんぽぽギフト | 90%保証 | 利用金額の記載なし |
換金率が100%に近い業者もありますが、口コミサイトを拝見する限り、HPと実際の換金率は全く違っていたというコメントを目にします。一方で換金率は90%前後でも、最低換金率を保証している業者もあります。一概に換金率だけでは業者の良し悪しは測れないので、換金率はあくまで参考にしていただければ幸いです。
換金率の注意点(手数料、条件によって異なる)
上記では換金率に焦点を当て、ランキング形式で比較してみました。
いざクレジットカード現金化を行う際、これから行う取引で一体いくらの現金が返ってくるのか、というポイントは自然と気になることだとは思います。同じ商品でも業者によって多少の差はあります。業者ごとの手数料や条件の考え方が異なれば、利用者は場合によっては損をすることになります。
現金化をする立場である利用者がが神経質になるのは当然のことですし、換金率を気にするのには業者によって換金率が異なるからです。
ご利用を検討される方々は、クレジットカード現金化をする上でこれからお伝えする点については理解を深め、換金率の高い方法で現金化していきましょう。そして利用者が有利な状況で、できるだけ業者を選択できるような知識を養っておきましょう。
現金化の換金率から差し引かれる手数料の種類
前提として、現金化をする際には商品の価値がそのまま利用者に還元されません。さまざまな手数料が引かれていく、ということを理解する必要があります。
クレジットカードの現金化では、換金率からさらに手数料を引かれることがあります。受取る金額が減ってしまう手数料とは、どのようなものがあるのでしょうか。
手数料の種類:業者によっては多少の差はありますが、大まかに行って下記のような手数料が徴収され、その差し引かれた後の金額がで利用者に渡ります。
- 現金引き出し手数料
- クレジットカードの決算手数料
- 郵送の配送料
- 現金化業者の利益手数料
- 振込手数料
- 商品購入時の消費税
換金率を比較し、高ければ高いほど手元に還ってくる金額が多くなる
言わずもがなかもしれませんが、換金率は一種の利用者が理解しやすい共通化された参考となる指標です。
クレジットカード現金化には、様々な現金化方法があります。その手順はいくつもあるので方法が異なりますが、手元に渡る金額を決める、「換金率」についてはどの現金化方法においても「いくら手元に還ってくるのか」読みとれる指標となっています。
そのため、現金化方法の換金率を調べて比較すれば、より換金率の高い現金化方法を探すことができます。つまり、現金化をする利用者側が神経質になるほど換金率を気にする理由としては、1円でも多く現金化したいからということになります。
当たり前のことではありますが、とてもシビアに考える必要がありますね。
一方で換金率には見過ごしがちな「罠」が多いのも事実
ランキングで示したように、業者側が換金率を提示しているケースは多いです。高い換金率を設定すれば当然、利用者の目を惹きますし、多くの利用者を呼び込むことができます。
しかし、換金率はあくまでも参考であり、但し書きで手数料を気づかないくらい小さく記載し、あとから手数料を引く、といった合法ではありつつも、卑怯と捉えられるケースも散見されます。
そのため、換金率は「目安」であり、実際に換金する際の換金率は思っていたよりも低かった、広告の換金率と換金後に手元に戻ってきた金額の割合が合わない、という利用者の口コミをよく目にします。
業者からは、「換金率の更新を忘れていた」「換金率UPキャンペーンの実施中だった」「この方法だと換金率が下がる」などといわれ、換金率を下げられる、と言いくるめられ、詐欺まがいな取引が平気で行われます。
業者側としては更新忘れや、文字は小さかろうが見落としていた利用者側に落ち度がある、といった言い分などで主張し、丸め込んでくる可能性もあり、利用者は注意深く説明や条件をチェックするつ必要があります。
したがって、換金率ばかりを気にするのではなく、この取引で具体的にいくらの現金が手元に還ってくるのか、と実際の金額を気にすることが大切です。
換金を依頼する際に業者側に確認しておくこと、これはマストです。さらにできるだけ、口頭ではなく証跡として残るような、書面やメールなどで記録を取り、自分が不利になる状況をできるだけ作らないことが重要です。
商品の購入前に買取を依頼しようと思っているサイトに何度もアクセスし、口コミを調べ、必要であれば複数回電話して商品の換金率や相場を調べておき、売れ筋の商品を購入するようにしましょう。
注意深くなって損をすることはありません。しつこく聞いて嫌がる業者は後ろめたいことがあるのではないか?と疑ってかかってもいいでしょう。
最も還元率がイイところを探すこと
ではどういった点に注意し、業者を選べばいいのでしょうか。まず第一に利用する際に、還元率が高い業者を探します。
探す際にはHP上の還元率の数値はもちろんですが、どういった手数料が引かれるのか確認し、諸々の手数料が引かれた後の還元率を確認します。その上で、利用者が適用される還元方法や商品もしつこく確認し、最終的な還元率が何%になるのか確認した上で利用するかしないか、決めてください。
急いでいて、今すぐ現金が必要という状況はわかりますが、しつこいくらいの確認を繰り返すことは利用者がカモにされない唯一の方法と言っていいかもしれません。
また、スピード優先で、かつ換金率の高さのみをとるならば、業者を使わない現金化という選択肢もあります。理由としては、輸送などのステップをはさんだり、自力での現金化に不慣れだと換金自体に時間がかかるという場合が多いからです。
したがって、すぐにでも現金が手元に必要、という場合は最適な現金化の方法を選択する必要があります。おすすめとしては、換金率が安定しており、自分で現金化する必要がない、即日現金化が可能な現金化専門サービスです。
このサービスは業者が現金化をサポートする形で利用者のカードのショッピング枠を換金する専門のサービスです。現金化の手続きから現金の振込まで一貫したサービスとなっています。
クレジットカードで現金化するときは、現金化業者を利用するのが安全です。現金化業者を利用する前には、換金率を確認することで納得したお金が得られます。
- 換金率の最低額を確認 換金率の最低額以下の金額になることを避けられます。
せっかく現金化しても、あまりに戻ってくる金額が少ないのは困りますよね。最低額の換金率はできるだけ利用前に確認するようにしましょう。換金率の最低額は通常は、業者のサイトに掲載していないこともありますので、現金化業者に問い合わせる必要があります。 - 手数料と手元に入る金額を事前に確認
現金化を行う前に、自分の手元にいくら入金されるのか業者へ質問すると、実際の換金率が事前に把握できます。現金化で急いでいても、手元に入る金額だけは確認しておくといいでしょう。 - 相場を把握して相場価格内で換金
相場を自分で把握しておくことは非常に大切です。
相場を把握することで、業者が提示している換金率と相場の換金率の違いを確認できます。仮に相場をとかけ離れた換金率を提示している業者であれば、現金化したとき利用者が損をしてしまう可能性が高くなります。例えばAmazonギフト券の場合、換金率の相場は通常90%以上であり、90%以下の換金率を提示されると損となります。相場価格もしっかり把握しておきましょう。
まとめ
現金化するときは換金率の高さは非常に大事です。しかし換金率の高さだけで決めるのはいささか危険です。少額でも安全な業者を検討することで確実に現金化できます。
換金率の高い業者を利用する際は、事前に実際の換金率を把握し、入金される金額の確認は必ず利用前に確認しましょう。
たくさんの業者の中からあなたに最も適した業者を探しましょう。
探すのは利用を検討しているあなた自身です。高い換金率と装って、実際はそうでもない業者のケースもあります。いい業者を見つけ、満足のある現金化をするためには、利用者が正しく情報を見極め、業者に丸め込まれたり、だまされないように知識で武装することが非常に大切です。